日記と短歌

短歌っぽいものを載せています

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私が幸せになりますように

私は、自分の周りにいるいろんな人の幸せを願ってきたけれど、そうすることで回りくどく私が幸せになりたかったんだ。

 

お皿を洗いながら、付けっ放しのテレビからお坊さんが話しているのが聞こえてきた。

「私が幸せになりますように」と願うんですよ、と言うようなことを言っていた。

自分自身が幸せなら、その幸せを分かち合うことができる。

まず、自分自身が幸せであることが大切なんです、と。

 

考えてみれば、当たり前のことなんだよな。

でもわからなくなりがちだったりする。

「あなたが幸せなら、私も幸せ」っていうのも本当にあるんだけれど

それは相手も同じだろう。

幸せそうにはとっても見えない人から

「あなたが幸せなら、私も幸せ」と言われても

私だったら複雑だ。

 

「幸せ」っていうのは見えないし、決まりがないし、何が幸せかと問われてもわからない。

 

私は、短歌みたいに言葉をつなぐのが好きで

思ったように言葉がおさまると

ちょっと幸せを感じます。

 

そういうことの積み重ねなのかもしれない。

 

 

 

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